プロダブルダッチチーム「FLY DIGGERZ」が企画する単独公演「Jump Into The Future」。ほぼ毎月、場所はストリートの聖地と名高い神奈川県川崎市・川崎ルフロンで開催されている。
企画・演出はもちろん、設営の段階から全てを自分たちで手がける本公演。2024年10月からスタートし、節目の10回目となる今回。THE ROPES編集部はそんな“JITF”の裏側に特別潜入した!
いったいどんなことをしているの? 配信や現地観覧だけでは分からない裏側を、時系列で見ていこう!
“JITF”のある一日を、時系列で追ってみた
17:00 会場入り
去る7月19日 土曜日。JITF Vol.10の開催日となるこの日、メンバーは公演のおよそ2時間半前に会場入り。
時間や曜日は公演によってまちまちだが、夕方や夜ごろからスタートする日は、公演前にも各々レッスンや練習などに励んでいることが多いという。この日もKSYはレッスンを終えたのち、少し遅れて集合。
そういった理由から、本番直前の練習も難しいことが多いため、予め前日までの練習で一通り流れを確認するのだという。会場入りしてからはアップしたり、メイクや直前準備を綿密に。


ここでKENGOが用意していたのは「フレンドリング」というもの(写真右)。
FDとダブルダッチをした子どもにのみ手渡される“仲間の証”なのだが、実はこれもあるエピソードが…。
ルーツは2011年、東日本大震災で被災地を行脚していたFDと同事務所のプロチーム・CAPLIORE(カプリオール)が、現地で子どもたちと行っていたというこの取り組みである。その思いを引き継ぐかたちで、FDもこの取り組みを行なっているのだ。
18:00 設営スタート


音響機材のセットやスクリーンの準備、ポスターの作成も、全てFLY DIGGERZでまかなっている。10回も続けていると設営の段取りもスマートに。
そうこうしていると、地元の子どもたちが話しかけてきてくれた。
「ダブルダッチって知ってる?」「やったことあるよー!」という会話から、ものの数秒でロープを取り出し子どもたちを跳ばせるFD!
「お母さまたちもぜひ見ててください!」と積極的に声をかけ、笑顔の絶えない時間に。


この日はスペシャルゲストに『FORTH』が参加するため、特別にリノリウム(敷物)を準備。スタッフのサポートはあるものの、ここでも自分たちで動く。


FORTH
2025年、神奈川県川崎市で開催された「ジャンプロープ世界選手権」に出場した、スポーツジャンルのダブルダッチチーム。FDからはTO-MAが所属するほか、REG☆STYLEのKAIも所属。選手権では2種目で世界一のタイトルを獲得した。
このJITF Vol.10の開催日時点では、世界選手権大会の開幕まで1週間ほどということで、“公開練習”も兼ねた演技を披露。
18:45 最終調整
設営を終え、再び控室へ。各々が最終調整を行う時間だ。
段取りの確認の会話も多々飛び交い、使用するアイテムの準備から音の準備まで、最終チェックを漏れなく行う忙しない時間。


19:00 ステージへ


公演 30分前、FDがステージへ。実はJITFでは大体30分前から、観に来てくれた子どもたちと“即席パフォーマンス”を創る取り組みを行っている。この日も公演1時間前からスタンバイしている親子も!
興味がある方は、ぜひ少し早めに会場に足を運んでみてはいかがだろうか。
ちなみに公演前後には「FD POINT CARD」を配布。ポイントを集めるとイイことがあるという。


19:30 公演スタート!
そうこうしているうちに、あっという間に記念すべき10回目の公演がスタート!
FLY DIGGERZのYouTubeチャンネルやTikTok、インスタグラムで配信され、アーカイブも残っているので、気になる方はぜひそちらもご覧いただきたい。


様々な目的で実施している定期公演だが、その一つの意義として、FD自身の可能性を広げることも大切にしている。
チャレンジングな取り組みが盛りだくさんだが、なんせ1時間のショーである。ジャンプはもちろん、喋りのパートだってパフォーマンス。ぜひともアーカイブを視聴してみていただきたい。
ここでは公演の様子を写真で振り返ろう!




このディアボロは、かつてドイツのサーカスに出演した際、共演者のパフォーマーから教えてもらったという
20:45 公演終了・グリーティング
予定よりも少しオーバーしてしまったが、コンテンツ盛りだくさんのJITFは最後まで暖かい空気のもと締めくくられた。公演が終わってからは写真撮影やスタンプカードなどのグリーティングの時間が。


21:30 撤収開始
公演終了から45分、グリーティングの列も落ち着き、お客さんを見送ってからようやく撤収。


22:30 解散
楽屋に戻り、その日の反省や意見交換を交わしたり、差し入れの分配などをおこなったりなどして解散。

編集後記──“未来に跳び込む” FLY DIGGERZが目指す未来
遡ること2021年6月、FINEPLAYというメディアのインタビューでFDに話を訊いた際、その独占インタビューに『迷いを力に、悩みを武器に』というタイトルを付した。結成から半年ほどの段階でのインタビューには、当時の彼らの思いが綴られている。よろしければそちらもご一読いただきたい。
それから4年。変わったモノも数あれど、変わっていないモノもあると感じる。その中で、彼らが持つ思いの“軸”となる部分は後者に当てはまるものだろう。
悩みながらも、それを武器とし進み続け辿り着いた一つの到達点。「Jump Into The Future」という公演名には、そんな彼らの気概も感じさせる。

しかし、ここが彼らのゴールではない。「いつか100回目を迎えたら…」「もっと大きい会場でやってみたい」という言葉もあった。想像だにしない“未来”を迎えた彼らの更にその先には、まだまだ予想外が待ち受けていることだろう。
まだ見ぬ未来を見据えて、これからも彼らは跳び込み続けていく。ぜひともFLY DIGGERZが切り拓き続ける未知なる景色を、一緒に見届けてみてほしい。
なお、最新の情報はFLY DIGGERZのインスタグラムを中心に発表される。ぜひチェックしてみよう!
そして20万フォロワー超のTikTok、まもなく10万人を迎えるYouTubeも要チェック!
▶︎FLY DIGGERZ インスタグラム
▶︎FLY DIGGERZ TikTok
▶︎FLY DIGGERZ YouTube
▶︎FLY DIGGERZ 公式ページ
次回の「Jump Into The Future」は 9月7日(日) 15:00から、場所は同じく川崎ルフロンにて実施!
最新情報や詳細は、後日更新されるFDインスタグラムをチェック!
※投稿日時点の情報のため、変更となる場合もございます。

